束の間の幸せに過ぎなかった。台地上の平らかな風景の中を、また歩きつづける。同じ風景が続き、歩いても歩いても進んでいる気がしない。行く先が果てしなく感じられた。乾燥で唇がひび割れ、血の味をなめた。心臓の重い鼓動と激しい息づかい、それが私だった。どこからともなくハエがたかってきた。サハラのハエは、ヤワではない。払っても数センチ飛ぶくらいでまた肌に吸いついてくる。一体私の体にたかって何がしたいのか。歩き
岩絵にたどり着くまでの苦難の道のり... の続きを読む
海外のツアーでは渡航先の祝日にあたって驚かされることがあります。ガイドブックなどには記載があるので、事前に確認していないのも悪いのですが。旅行会社を通じて申し込んだ日程で何も注意されなかったら、「問題ない」と思い込んでしまうものです。以前、バリ島を訪れた時も日程のひとつが現地の祝日にあたっており、一日ホテルに缶詰めになるというアクシデントがありました。外国人はホテルの敷地から出ることも許されず、海
ビックリ!祝日にあたった海外のツアー... の続きを読む
レジオネラ菌を目の敵にしているのに、公共温泉などでは相変わらずジェットバスなどと称する泡風呂が稼働しているのは不思議である。日向市の事件以降はさすがに打たせ湯は危険性が高いので、循環施設では使用しない傾向になっている。だが同様にレジオネラ菌を吸引する危険性が高い泡風呂は、止められないようである。おそらくこれは、温泉の効能が低い循環施設である公共温泉などでは、泡風呂でもなければ利用者に魅力がないから
泡風呂と打たせ湯・打たせ湯は真湯を使うのが常識... の続きを読む
日本海と八郎潟が見える、ここへは一度来るべきかもしれない。さらに港に戻ると、釣り具を買ってきて、「にっぽん丸」をバックに釣りをしてみたが、何も釣れなかった。これは海が悪いのではなく、どうも技術的な問題だったようだ。船内で早い夕食(軽い食事というが結構量がある)を食べ、竿燈祭りを観に、バスで市内まで行く。なんといっても今回のクルーズは桟敷席でお祭りが観られるというのがうれしい。道の中央にひな壇の桟敷
日本海と八郎潟が見える... の続きを読む
乗船券を出すときに、一緒にパスポートも渡す場合がほとんどで、パスポートはクルーズの間中、船側が預かっていて、乗船カードがパスポートの代わりをすることになる。つまり乗船の際も、乗船カードのチェックだけでいいし、船内の買い物も乗船カードの提示でいい、さらに寄港地ツアーに行くため下船するときも、乗船カードの提示で大丈夫である。基本的には乗船してしまえば、パスポートは持ち歩かない。乗船カードを受け取るとき
乗船券を出す... の続きを読む
船ではなにもしない私にも、多少気になるものもある。大きな船ほど空間があるから、壁面も広くなる。最近のメガシップになると、さまざまな美術品が至るところに置いてある。数億かけて収集したものを飾っているという。美術品があると、船内を歩いているだけでも、愉しいものだ。私は絵画が好きだが、美術館のように広い所を歩くのが苦手で、わざわざ美術館まで出かけて、絵を見に行こうという気にはならない。船ならレストランや
大きな船ほど空間があるから、壁面も広くなる... の続きを読む
高級船になれば、石けんも無料だが、船内のクリーニングに下着も出してしまうという手もある。料金はそんなに高くない。だから滞在日数分を持っていく必要はないので、このあたりは荷物を減らせるところだ。食べ物は、日本食は絶対に恋しくなるものだ。数日でもしょうゆ味がないと淋しくなる。船室にはポットが常備されている場合が多いので、お湯を必要とするインスタントのものを食べることは可能だ。日本船では段ボールで船室に
粉末状のお茶を持って自分で作ってもいい... の続きを読む
茶室、大浴場、カラオケボックスなどがあったが、もっとも気に入ったのは、売店の充実度だ。ちょっとしたお菓子から、私の好きなおもちゃのようなものまでそろっている。「ぱしふぃっくびいなす」のロゴの入っているものも多い。私はいつものように即座に「ぱしふぃっくびいなす」の船の模型を購入。「QE2」のとき、売り切れていて残念な思いをしたからだ。下船近くになるとこういったものは売り切れる場合があるので、乗船した
充実した船内... の続きを読む
今や、出張族や旅の愛好家の聞ではすっかり定着した航空会社のフリークェントフライヤープログラム(FFP)、通称マイレージサービス。航空会社ごとに搭乗した距離をマイル換算し、ポイントとして一定数貯めると、無料航空券に引き換えられるサービスである。年に一回海外に行く程度では貯められないとか、せっかく貯めてもハイシーズンには予約が取れなくて使えないとか、必ずしも万能ではないが、それでも、ある方針を立てて、
旅の救世主、マイレージサービス... の続きを読む
東北の観光業も影響はきわめて深刻になりそうだ。被害が相対的に軽かった山形県、秋田県、福島県の会津地方や青森県の津軽地方などは、「風評被害」により観光客の激減がこれから続くとすれば、本来は平常通りであるはずなのに、新たな「被災地」になりかねない。なぜこのようなことが起こるかといえば、国民の間に正しく地理が把握されていないことに尽きる。「東北は大変」などとみんなが大雑把な思い込みをすれば、たとえば山形
今こそ東北へ出かけよう... の続きを読む
座席の前のモニターには、アメリカの地図が映し出され、飛行機のマークが南西に向かって進路をとっている。既存の飛行機に乗ると、あたり前のように映しだされる運航画面だったが、関空を飛び立って以来、乗り継いだLCCでは1度も目にしていない画面だった。これを見ていれば早く着くというわけではないが、暇潰しにはなる。チャンネルボタンを押すと、アメリカのテレビドラマが次々に映し出された。サッカーの試合を映す画面も
イヤホンを持参しないと聞けない... の続きを読む
昔、アフリカのスーダンのビザをとったときもそうだった。滞在期限の目付までアラブの数字で書かれていて、いつまで滞在していいのかわからず、困って職員に訊いたものだった。ビザというものは、基本的にスーダン人以外がとるものだから、一般の数字を使ってくれてもいいと思うのだが。アラブ圏で市場やスーパーに行き、そこに提示されている金額もアラブの数字である。2、3日も滞在するとその数字も覚えてくるのだが、それほど
いくつかの路線のLCC航空券を買っていた... の続きを読む
安全性の状況をみるには「重大インシデント報告」と「イレギュラー運航情報」が参考になる。国土交通省の規定による「重大インシデント」とは「地表面への異常接近、他の航空機が使用中の滑走路への着陸など、結果的には航空事故に至らなかったものの、事故となるおそれの大きい事態」を、「イレギュラー運航」とは「運航の安全に直ちに影響を及ぼすような異常事態ではなく、例えば、多重化されたシステムの一部のみの不具合が発生
安全性の状況をみる... の続きを読む
雑誌と同じくテレビも最近は旅番組が氾濫している。雑誌と違うのは、タレント達が訪ねる様子を映し出すこと。これはだから、雑誌よりもうんと真贋が見分けやすい。勿論、名優と呼ばれるベテラン俳優だと騙されてしまうこともあるが、やはりそこは人間。眼はウソをつけない。料理を食べて、幾ら言葉で「美味し〜い」と言ってても、眼が「不味い」と訴えている。露天風呂に入って「気持ちい〜い」と笑顔を見せても、「寒〜い」と眼が
眼に真贋が現れる... の続きを読む
私の乗った木次線のディーゼルカーは、前後に連転台のついたレールバスのような車両で、車掌は乗っておらず、車内の放送は基本的にテープで行われていた。ここまでは経営合理化のための措置としてわかる。だが、どうしても納得できなかったのは、車内の座席がすべてロングシートだったことである。つまり、車窓に対して直角に座るボックス型シートの車両ではなく、主都圏や京阪神のJRや私鉄でおなじみの、車窓に沿って向かい合わ
木次線のディーゼルカー... の続きを読む
ひとり旅にとって、最大の難敵が日本旅館、つまりは旅館だ。タブーコンテンツではあるが、ここから逃げたのでは、充実したひとり旅から縁遠くなる。旅館でのひとり旅は、ホテル泊まりでは決して得られない、極みの安らぎを堪能出来る。是非ともチャレンジしてみてほしい。表向き、ひとり旅OKの旅館は決して少なくないのだが、現実の壁は高く険しい。かつて、多くの旅館は、客室の定員を数名に設定していたが、最近では、旅のスタ
日本旅館に予約を入れるときの最低限のマナー... の続きを読む
国内旅行にはいろいろ楽しみ方がありますが、今、一番楽しみなのは、季節ごとの旅行です。幸せなことに、日本には四季があって、風景もそれぞれ異なります。そういう季節ごとの景色を見るのがうれしいです。また去年楽しんだ光景を一年後にまた見たり、シーズンを変えて違った光景を見るのもうれしいものです。日本各地を旅行する人、気に入った場所を何度も旅行する人などいろいろなパターンがありますが、ともに、日常ではないと
国内旅行の季節ごとの楽しみ方... の続きを読む
海外旅行でタクシーに乗る際・知っておいてほしい注意点をお知らせします。注意その1:荷物はトランクに入れない!よほど大きな荷物でない限り、座席の自分の隣に置きましょう。いざという時、すぐに荷物をつかんで降りられます。注意その2:タクシーに乗るときは、地図を開いて周りの景色をチェックする!運転手さんがわざと遠回りをして料金をふっかけたり、勝手にルートを変更するなどのトラブルを防ぐために必要な演技です。
海外旅行でタクシーに乗るときの注意... の続きを読む
日本ではまだ暑い盛りの9月だというのに、コロラド州を走る「デュランゴ&シルバートン鉄道」の沿線は早くも紅葉に彩られていた。一般的に海外では、日本とは異なり黄葉が多いと言われる。けれども、どうしてどうして、紅色と黄色とが混在しなかなかの風情だ。そこで日本よりも一足お先に「紅葉列車」の旅を楽しむことにする。ここコロラド州は州都のデンバーで北緯39度、盛岡や秋田とほぼ同緯度ながら、デンバーは「ワンマイル
コロラド州を走る「デュランゴ&シルバートン鉄道」... の続きを読む
私はあわててホームの係員に詰め寄る。「ボ、ボクのエコノミークラスがどこにもないのです」大きく腹の突き出た初老の係員は、あせりまくる私とは対照的に悠然とこう答えた。「エコノミークラスはですね、なくなったのです。「ハイ?」「オオーマイゴッド!」こんなとき、私は自分でもびっくりするほどオーバーアクションになり、大げさな英語がポンポンと飛び出してくるのである。そんな私のあわてぶりを楽しむと、彼はいたずらっ
ボクのエコノミークラスはいったい…... の続きを読む
鉱泥は熱の伝導度や比熱、熱容量が水より小さく、また水に比べ流動性が大きくないため、同じ温度の水よりも高温に耐えることができる。四二℃の熱い湯に一〇分間も入っていられないのが、この泥湯ではもっと長時間入っていることができるのである。鉱泥浴の温度は四〇℃〜四五℃で時間は三〇分以内がよいとされる。浴後シャワーで泥を洗い落とし六〇分間の安静をとる。泥湯は高血圧の血圧を下げる働きがあり、坐骨神経痛をはじめ関
水よりも高温に耐えることができる... の続きを読む
やむを得ずどこの国でも、輸出をする時は消費税を免除する。外国人が国内で物を買うと、一応、税金分も含めて代金を取るが、免税手続きをして出国の時に飛行場の税関に行ってサインをしてもらうと、税金分返してくれる。サインをもらった書類を飛行場内にある銀行に持って行ったら、その場でお金を戻してくれるところもあれば、サインしてもらった書類を買物をした店に送りかえせば、あとから小切手を日本まで送ってくるものもある
外国で買物をする時は、カードを使え... の続きを読む
旅先で一番不安になるのは何といっても病気になった時であろう。すぐに医者にかかればいいのだが、アメリカで医者にぼられた話だとか、入院代、手術代の請求書を見てびっくりした話などをよくきく。ある時、家内がロンドンでお腹をこわした。腹くだしくらい、何も食べないで、正露丸か保済丸(中国人の正露丸)を飲めば、二日もすればなおるだろうと、私はたかをくくった。しかし、ひっきりなしにトイレに通うし、とうとうしまいに
旅先で一番不安になるのは?... の続きを読む
おすすめの国内旅行といえば、北海道です。田舎が好きな人も、都会が好きな人も、両方とも楽しめるのが北海道だからです。冬はスキー客でにぎわうし、夏は本州からの避暑地になります。春夏秋冬、いつの時期に行っても、観光客がたくさんきているのに驚かされます。最近は、中国や韓国からの旅行者も増えています。北の隣人はロシアなので、ロシア人が電気製品をたくさん買いに来たりもしています。私が子どものころには、外国人を
おすすめの国内旅行は北海道です... の続きを読む
山口県と言えば、何を思い浮かべますか?山口の魅力は名産品のフグだけではありません。山口県は全国でも有数の釣りスポットです。全国の太公望達がのんびりと釣りを楽しむには最適な環境です。県内には多くの温泉街があります。山口市内中心部には湯田温泉があり、老舗宿から日帰り温泉が楽しめる施設まで幅広いです。山口県と福岡県を結ぶ関門海峡を、歩いて渡れる事をご存じでしょうか。下関にある駐車場に車を停め、地下トンネ
おすすめの国内旅行・山口県編... の続きを読む
日本全国には、様々な工夫を凝らした観光列車が走っているものだ。鉄道各社や地域の個性を活かした楽しい列車は、クルマなど他の交通機関にはない魅力を振りまいている。SL列車をはじめとしたレトロな車両から、鮮やかな彩りやデザインの新型列車に至るまで、どれに乗ろうか迷うところだ。各人の好みや旅の目的にあわせて選んで乗ってみると旅の楽しみは広がるのではないだろうか。単なる移動手段ではなく、目的地に着くまでも楽
日本には多彩な工夫を凝らした列車が快走!... の続きを読む
SL「やまぐち」号(JR西日本、新山口〜津和野)以来、動態保存SL列車の客車の主流は、19系客車である。SL「やまぐち」号は、当初、青色のオリジナル塗装の12系客車五両編成で走っていた。その後、汽車はやはり茶色の客車かよく似合うということで、青色が茶色に塗装変更となった。ただ、車内は変わらなかったから、鉄道に詳しくない一般の観光客にとっては、電車やディーゼルカーと大差ない車内では、SL列車に乗った
SL「やまぐち」号は12系客車... の続きを読む
島の人と仲良くなる、これは、むずかしいことではない、簡単。島の人と「恋」をしようと思ったら、確率は低くなる。13パーセットくらいかもしれない。でも島の人と「友達」になりたいと思ったら、95パーセントの確率で実現可能だ。私たちの日常では、心のバリアを持って生活している。島の人は言う。「都会の人は道ですれ違った人と、挨拶もしないでしょう、島では考えられない……」と。小さな島では、どの人も知り合いばかり
島の人と仲良くなる... の続きを読む
経費をできるだけ節約するために、空港施設をできるだけ使わないということも格安エアラインのポリシーである。多くの空港が採用しているポーティングブリッジという設備がある。搭乗待合室を2階にし、そこから渡り廊下のような通路を歩いて飛行機に乗り込むものだ。空港にもよるが、こういう設備を使うと、空港使用料が増える場合がある。格安エアラインはこれも節約しようとする。多くの格安エアラインは、ポーティングブリッジ
空港施設を使わない契約をしている航空会社もある... の続きを読む
飛行機の機内清掃は、もともと空港管轄のサービスである。清掃スタッフは空港が雇う。便数の多い航空会社は問題ないのかもしれないが、1日1便とか週に3便といったフライトの航空会社にしたら、そのために清掃スタッフを確保するのは大変なこと。そのためその業務を空港に委託しているのだ。多くの格安エアラインは、この費用も削減している。その代わり、機内清掃は客室乗務員が担当する。格安エアラインの客室乗務員の仕事量は
車椅子のサービス料は乗客の自己負担... の続きを読む